サンフランシスコ市警の新米刑事ハルカが先輩刑事ライオネルに惚れた。強面で、肩幅広くて胸板の厚い、がっちりした男前の男に。「俺、ホモだったんだ......」悩みながらも告白を決意したその朝、告げられたのは別れの言葉。「今月一杯で転属する」引き止める事も打ち明ける事もできぬまま一年が過ぎ、同僚の結婚式で二人は再会する。呑み過ぎて潰れたハルが意識を取り戻したのはライオネルのアパートだった。至近距離で見つめる青い瞳、今にも手が届きそうなふわふわの赤い髪。ギリギリまで追いつめられ、思いの丈をぶちまける。「先輩、ちゅーしていいですか!」「お前、絶対それだけで終わらないだろ!」その場で初めてのキスを交わして結ばれる。満たされ、幸せの余韻に浸るハル。一方でライオネルは苦悩を噛みしめていた。そしてもう一人、仲むつまじい二人を監視する男が居た。「お前にふさわしいのは俺なんだ。じっくり思い知らせてやる......その、体に」※本作品はイラスト入りです。