初めて監督した作品のプレミア試写会――映画は好評を博し、シャノンは賛辞と祝福に包まれた。彼女はすでに次回作への意欲を燃やしていたが、製作にかかる莫大な資金をまだ調達できずにいる。すばらしい脚本が完成し、主演男優も決まっているにもかかわらず、あてにしていたスポンサーに断られてしまったのだ。大金をすぐに用意できる人物を、シャノンはあと一人だけ知っている。事業で巨万の富を築いた別居中の夫、デヴィンだ。シャノンが映画界で働くことに反対だったはずなのにプレミア試写会に姿を現したりして、何を考えているのか、さっぱりつかめない男。かかわりを持てば、多大な危険がつきまとう。でも、夢を実現させるには彼にあたってみるしかないのかも......。